「会計士になりたい」と言えなかった女たちも辛いよ

めいろまさんのグリグリ

 
オニギリニマンコ事件(議論を巻き起こしたのであえて事件と書く)が可視化してしまった、日本の「勝ち組男」の実像と、そんな男をゲット出来なかった女たちの悲哀をグリグリえぐっているめいろまさん。
Cakesのメルマガでは容姿端麗で、計算高く、高収入の男をゲットすることができる「子鹿のような」女、に嫉妬と絶望しか持てない大多数の中年女の日常を、これでもかと詳細に書いている。オニギリニマンコの批判だけでこんなにも想像力の羽が広がるのもすごい。
 
めいろまさんそんな好きじゃないけど、やっぱスゲー人だな、と思う。
 
 

勝ち組女子の闇

 
でも、「幼稚園の先生になりたい」としれっと言えてしまう女たちだって内心辛いんじゃね?
 
 
いつでも自分を殺して、愛され女子演じるなんて、20代までで限界な気がする。
 
子どもを産んでからも「子鹿のように」とはいかない。女を捨てて髪振り乱さないといけない。そんな妻に女を感じなくなった夫はキャバ嬢と浮気三昧の午前様。
 
 
有名私立小学校に子どもを通わせるため必死にお受験。入学したら、他の子に負けない豪華な弁当をつくる。午後は奥様たちとホテルでランチをしながら空気を読みつつ、「うちの主人は〜」とマウンティング合戦に精を出す。みんな「○○さんの奥さん」「◻︎◻︎ちゃん(くん)のママ」であって、自分の名前では絶対に呼ばれない。
学外でも子どもが落ちこぼれまいと死ぬ気の努力。複数の塾、家庭教師、ピアノに体操教室などの習い事の送り迎えで毎日忙しい。
 
それでも、ダメな子はダメだ。落ちこぼれて学校で居場所をなくし、「公立が良かった」とボヤキながら、授業をサボっている。
 
激務で残業続きの夫に相談しようものなら「俺は働いてるんだよ。子どもはお前に任せた」とかいう無責任ぶり。
 
タワーマンションのユニットキッチンでブランチ用のパスタを上手にゆでながら、「あれ、こんなはずじゃなかったのに」と、涙が顔をつたっていくのに気がつく。
 
なぜ、自分は「会計士になりたい」と言えなかったんだろって。
 
そんな人の部屋には、どんな自己啓発本がおしゃれな北欧風のシェルフに詰まってるのかは、想像力がおよばないな。
 

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