ワンマン社長のブラック企業のバイトでも労働者の権利を守る方法3

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いざ!労働基準局へ!

これまでの経緯はこちら

私は市役所駅にある愛知労働局の「労働相談コーナー」へ。

非正規社員でもユニオンとか法テラスとか色々ありますが、労働相談コーナーは国がやっていて無料なので、まずはそこへいくことにしたのです。

相談員の方に今までの経緯を話したところ、やはり会社はいくつか法律違反を犯しているとのことでした。

採用から1ヶ月経っても契約書も作らず、勝手に週3日と言って正社員にする試用期間を長期化する。

それに私もこれは知らなかったけど「2週間のお試し期間で既に社会保険に入ってないといけない」と言われましたし、お試し期間分の給料が社長のポケットマネーだったのもビックリされました。

Web業界でもこんなのないらしい

あまりに理不尽とのことで、相談員の方に一つの選択肢を提示されました。

あっせんとは?

労働局がトラブルのあった会社と労働者の間を取りもち、話し合いで解決する手段。それがあっせんです。

労働審判と違って弁護士も立てなくていいし、無料で慰謝料請求などができます。

しかし、あっせんは法的拘束力が何もないのがデメリット。会社側は話し合いに応じる義務はないので無視してもOKなのです。

だからと言って私も裁判にはしたくない。相談員のかたも「若い人は次を探すことが多いよ」とのことでした。

バイトの労働条件とは?

正社員じゃない労働者はアルバイト、パート、契約社員と色々分かれていますが、これ全部「有期雇用契約労働者」で有期雇用の法律に従って契約を交わします。

「非正規はすぐ切れる」と言う感覚があるのは、契約期間が終了したら会社側から一方的に雇い止めができるからです。それは違う言い方をすれば、一旦契約を交わしたら期間が終了するまで契約内容は守らないといけないと言うことでもあります。

本人や親の病気とか転居で通勤できないなど、会社側なら倒産など、物理的に不可能な場合、当人同士が納得して途中で契約を終わらせる場合は除きます。

今回の場合は、私が納得していないのにバイトを週3日にはできないし、それを拒否したとして契約途中で辞めさせることも原則できないのです。

あと、解雇の適切な理由については、「解雇濫用法理」でググればなんとなくわかります。それ以外で途中に解雇する場合、双方の合意と、一か月前の解雇予告が必要なのは正社員と同じですね。「え、それ正社員だけの論理でしょ?」て言うかたは、多分損してます。

会社と対峙

そして、雇用証明書を持ち理論武装した私は会社と話し合いに行きました。相手はナンバー2のおじさんです。「私も理不尽なことは許せない!!」と言う母も同席してもらいました。

無断欠勤をねつ造

ナンバー2に雇用証明書を提示しその約束は守って欲しいと言った私。その途端、ナンバー2おじさんは豹変。

「あなた、失礼にもお客さんの電話ブチって切ったでしょ?」

「それにもう2日も休んでるけどね。誰にも伝えず」

と私の落ち度をどんどん突いてきます。なんとこれ、全部ウソ。ブチって電話を切ったことは一度もないし、休むことは先輩たちに伝えています。

私はすかさず否定し、言い合いに。母が収めましたが、会社側の「スキルがないのが悪い」と言うスタンスは崩されませんでした。

もうこれ、ドロ沼じゃん。そして社長が出てきて余計にこじれました。

内容を詳しく話すことはできないけど、「服の趣味が悪い」と言った私のこと怒っている社長にとって違法で理不尽な労働条件を突きつけたのは些細なことだったみたいです。社会的にはどっちが悪いかは明白なのに。

結局、一旦後日結論を出すことになりました。

会社の業績不振

週明け、運命の電話が鳴る

社長「今まで通り、週5と言うことで、6月までよろしく」

????????

態度変わりすぎてね????

理由を尋ねても社長はモゴモゴ言うだけなのでナンバー2さんに代わってもらったところ、

No.2「やっぱり会社の経営状況が苦しいので、6月以降は保証できないけど、それまでは当初の約束通りで」とのこと。

経営状況が苦しい

ひとまず、私のスキル不足のせいじゃないことは証明できました。

一応の和解

一応、当初の週3日は撤回され、6月までのフルタイム契約で現在も働いています。

社長との間にはいまも冷ややかな風が吹いておりますが、No.2の方は腫れ物に触るように接するし、ほかの先輩たちは普通に変わらず接してくれています。(それも無理してるんだろうと思う)

他の人たちが「ぴぃこさんの言うことも間違ってはいない」と言ってくれたそうです。時折「私がゴネたりしたのはまずかったかな」と一瞬だけ後悔したことがあります。

でも友達やバイオリンの先生など、いろんな人に事の顛末を話したら全員が「その会社おかしいから辞められてよかったじゃん」と言っているし、やっぱ私はおかしくないのだなと再確認する毎日です。

学んだこと

以上、なぜか一人プロレタリア闘争になってしまった私の物語でした。

私はこれまでの職場で逃げるように辞めていったので、今回だけは「コケにされてたまるか!!」と踏ん張ることができ、雇用はしばらく確保されました。しかし、人生でこう言う経験はしないほうが絶対いいです。

健康に悪いし、精神もすり減らします。会社と争ってる時に喘息のかかりつけの病院行ったら、看護師さんが「血圧がいつもより10高いよ!」と驚いていたくらいですから。

なので、会社選びに失敗しないために私なりに今回学んだことをまとめておきます。

期限は明確に

「最初はバイト」と言う会社もあるしそう言う会社に入るのを否定するつもりはありません。

ただそういう会社で働く際は契約書をきちんと交わし(当たり前だ)「いつになったら正社員になれるのか?」を期限を明確に記述させておくことが大事だと思います。

期限の明確化をなんやかんや言って拒否する会社は絶対入っちゃだめ。

プライベートで味方を作る

私の場合は母でした。法律の知識なんてなくてもいいので、会社以外で味方になってくれる人を一人でも作りましょう。

私の場合は社内にも味方をしている人がいましたが、こう言う事は稀です。会社VS個人と言う形で

自分が悪いと思わない

「スキルがない」とか上の人から一方的に言われてしまうと、たとえ根拠がなくても「私がダメだから悪いんだ」と思ってしまうもの。

でもそんな事思う必要はありません。会社や上司の評価は絶対ではないのですから。理不尽と思ったら立ち向かうのも大事です。

日記をつける

私は突然のシフト変更を言い渡されたのでつけていなかったのですが、普段からハラスメントやブラック労働が横行しているなら、日記はつけましょう。あとで証拠になるので。

あとは

安易にハンコは押さない

会社関連の書類は全てとっておく

事態が起きたらすぐ然るべき相談機関を利用する

とか。読者の方の参考になれば幸いです。もう少し会社を見る目を養いたいと思った体験でした。

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